京都府南部豪雨(2012年)
2012年(平成24年)8月14日未明から朝にかけて、日本付近に停滞していた前線に向かって湿った空気が流れ込み、近畿地方を中心に記録的な大雨となった。特に京都府では、1時間降水量が宇治市で78.0mmを観測したほか、解析雨量では八幡市付近や城陽市付近で約90mmとなる猛烈な雨を観測した。
この大雨で、宇治市で河川の増水により住宅が流出して1人が死亡、1人が行方不明になったほか、京都府だけでも住宅3,000棟以上が浸水・損壊した。また、14日は始発から京都・大阪周辺のJR・私鉄各線が軒並み運転を見合わせるなど鉄道のダイヤも大幅に乱れた。
参考資料
- 京都府「京都府南部豪雨による被害状況等について」
- 京都地方気象台「平成24年8月14日の京都府南部の大雨について」