1896年(明治29年)8月31日17時6分頃、 秋田・岩手県境の奥羽山脈を震源とするマグニチュード7.2、最大震度6以上と推定される陸羽地震が発生した。 この地震で、死者209人、重軽傷者779人、家屋損壊5,000軒以上に至ったが、死者のうち秋田県内での被害者が205人を占めるなど被害は秋田県側に集中し、秋田県内で明治以降に発生した自然災害で、最も人的被害の多い災害となった。岩手県では6月15日の明治三陸地震と連続する地震被害となった。
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