カメルーン・ニオス湖湖水爆発

 1986年8月21日21時頃(現地時間)、カメルーン北西部にある火口湖のニオス湖で爆発音とともに大量の二酸化炭素が噴出し、谷筋に沿って周辺の集落に流れ込んだ。この噴出で住民1,743人が窒息死し、湖周辺から避難した住民は今なお帰還できない状態が続いている。

 この噴出現象は、地下のマグマだまりから供給される二酸化炭素が火口湖であるニコス湖の湖底にたまり、飽和状態となった際に発生すると考えられており、カメルーンでは別の湖でも同様の現象が発生している。現在は、飽和状態となる前に人工的に二酸化炭素を抜くシステムが湖上に設置されている。

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明治5年12月2日(1872年12月31日)以前の災害は旧暦で記載しています。

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